気になる傾向<阪神競馬場>
【先週のレース数】
ダート12、芝11、障害1
【ダート】
<人気>
1番人気 (3.2.1)
2番人気 (4.2.1)
3番人気 (2.2.0)
6番人気以下(1.3.3)
※左から、土日での1着数、2着数、3着数
土曜日の10Rで3連単627馬券は出ましたが、それ以外については1番人気が半分しか馬券に絡んでいない割には大波乱はありませんでした。
<脚質>
逃げ(2.1.1)
先行(7.4.3)
差し(2.5.5)
追込(1.2.3)
全体的にバランスの取れた傾向になり脚質面の有利不利はありませんでした。
<血統>
●1400m
土曜2Rで父・母父ともに米国型ではない馬が1~6着まで独占。7~13着馬は10着のバトルレイカ以外は父か母父に米国型を持つ馬と極端な現象が起きました。
残りの2レースも父・母父・父母父・母母父のいずれにも米国型ではない馬が活躍しました。
土曜10R 12番人気2着
日曜 6R 4番人気3着
しかも、どちらのレースもこの条件に該当する馬がメンバー中1頭しかいなかったにも関わらず、馬券圏内に絡んできました。
本来は馬券の軸に据えるべき米国型を持つ馬たちの苦戦が顕著に出ています。
●1800m
キングマンボ系種牡馬の産駒で、母父が欧州型か、Tサンデー系の馬が好走していました。
1400m同様、米国型に不利な馬場だったようです。
土曜8R
5番人気3着 キングカメハメハ×Berathea
14番人気4着 ヴァーミリアン×Spinning World
日曜8R
2番人気1着 アポロキングダム×マンハッタンカフェ
3番人気2着 ヴァーミリアン×マンハッタンカフェ
<まとめ>
1400mと1800mはハッキリとした傾向が出ていました。翌週もこの傾向が続き、馬券を狙い撃ちしたいところです。
【芝】
<人気>
1番人気 (1.2.4)
2番人気 (6.1.2)
3番人気 (2.0.1)
6番人気以下(0.3.5)
※左から、土日での1着数、2着数、3着数。
※計11レース
1番人気が1勝どまりでしたが、2番人気の複勝率が80%を超え抜群の安定感を見せました。3連単の配当は4ケタが4本、10万円超えは1本と落ち着いていました。
<脚質>
逃げ(3.5.0)
先行(5.1.4)
差し(3.4.2)
追込(0.1.5)
11レース中8レースで逃げ馬が連対しました。開幕週にしても逃げ馬の成績がかなり優秀な週となりました。
ただ、逃げ馬が連対したレースはすべて13頭立て以内だったので、少頭数に恵まれた面も大きかったでしょう。
また、少頭数で捌きやすくなった影響か、追込馬が3着に食い込むケースも目立ちました。
<血統>
●1400m
土日で合計3レース行われましたが、父or母父が米国型の馬は最高着順が5着と不振に終わりました。
●1800m
土曜は9Rで父キングマンボ系×母父サンデー系が3着まで独占しました。
日曜は3Rでキングマンボ系種牡馬産駒が5番人気2着、11Rは一頭しか出走していなかったキングマンボ系種牡馬産駒が1着でとすべてのレースで馬券に絡み、まさにキングマンボ系祭りでした。
●2000m
合計3レース行われましたが、馬券に絡んだ9頭のうち父or母父が米国型の馬は1頭しか馬券になりませんでした。
日曜の5Rでは母父が米国型の馬が1・3番人気でしたが、いずれも馬券圏外となりました。
<まとめ>
芝では米国型が不利なことは一般的ですが、この2日間はいつも以上に苦戦していました。
次週以降も人気の米国型は疑ってかかる作戦でいってみても良さそうです。