有馬記念 回顧 年末の総決算で馬券力の無さを露呈
【レース展開】
アエロリットがいつも通り軽快に飛ばし、前半1000m58.5秒の速い流れで逃げました。
2番手以降の馬たちもこの速い流れに引っ張られた結果、1~7着までが道中10番手以降を追走していた馬でした。
【血統回顧】
勝ったリスグラシューの父ハーツクライは、この有馬記念でディープインパクトを負かしているだけに、この舞台での底力を感じました。
中長距離の古馬G1でのハーツクライ産駒の勝負強さを象徴するようなレースになりました。
【本命馬の結果】
◎ヴェロックス(8番人気8着)
不利な外枠が当たってしまいましたが、道中はスムーズに運ぶことができました。
そのわりには最後は力負けでしたので、来年の古馬G1で活躍するには、もう一段も二段も成長が必要です。
【次走注目馬】
エタリオウ(10番人気10着)
前半かなりゴチャついてリズムを崩してしまいましたし、先行馬総崩れで先行する形になってしまったので、流れ次第では巻き返し可能です。
【まとめ】
アーモンドアイ軽視までは良かったですが、サートゥルナーリアを消しにしてしまい、その時点で的中のチャンスを失いました。
サートゥルナーリアを見て感じたことは、ディープインパクト産駒と違い、ロードカナロア産駒は2歳で活躍しても3歳でもう一段成長することを見せてくれました。
課題だったレース前のイレ込みを見せず、落ち着いてレースに臨めたことが2500mの克服にもつながりました。
同じロードカナロア産駒のアーモンドアイは、血統うんぬんではなく、香港を回避して有馬記念に出走した影響があったのでしょう。