ステイヤーズS回顧 本命1着も猛反省のレース
【レース展開】
レイホーロマンスが意表のついた逃げを打ち、一周目の向正面でペースを落とす。いかにも横山典弘騎手の長距離レースらしい乗り方。
超スローペースに流れが落ち着いた正面スタンド前で、抑えがきかなくなったエイシンクリックが前に出て二周目は逃げる形に。
最後は終始、逃げ馬を見ながら運んでいたモンドインテロが抜け出しての勝利。このレース4勝目を狙ったアルバートは最速の上がりで追い込むも2着。2周目を引っ張ったエイシンクリックが二枚腰を見せての3着。
前半1000mが62秒8だったが、1000m～2000m地点のラップが66秒3まで一気に落ちたので、エイシンクリックのレース運びが大正解だった。
【本命馬の結果】
◎モンドインテロ（6番人気1着）
昨年は「うまく乗れなかった」とビュイック騎手が悔しがっていたが、今年はスタミナを生かす競馬ができて見事リベンジ。
来年、8歳になってもまだまだ活躍が期待できそう。
【次走注目馬】
エイシンクリック（11番人気3着）
3600mのレースなので、「次走」というより「来年」の注目馬。2勝クラスを卒業できないまま来年もこのレースに参戦ということもあるかもしれないが、それだけマラソンレースへの適性があるということ。
【まとめ】
本命馬モンドインテロ快勝も、エイシンクリックが抜けて馬券はハズレ。
全馬解説で「血統を見るとステイヤー適性はありそう」と書いておきながら、2勝馬という理由で消してしまった。
こういう特殊なレースは戦績よりも血統適性を重視しなければいけないことを身をもって実感。
仕上がり切っていないと分かっていたチェスナットコートを馬券に入れて、この馬を消すという判断をしてしまった自分のアホさに猛反省…
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