先週、制裁があったJRAのレースのパトロールビデオ見て、具体的にどのような不利があったかを確認してまとめています(平地競走のみ)。
次走以降の馬券検討にお役立てください。
2021年1月5日(火曜) 1回中山1日
8R 4歳以上2勝クラス
サイモンミラベル号の騎手菊沢一樹は,発走後に内側に斜行したことについて戒告。(被害馬:11番)
好スタートを切ったサイモンミラベルが内側に斜行し、隣の枠だったカバジェーロは前をカットされブレーキをかける形になってしまいました。
それでも被害馬のカバジェーロは二の脚の速さでハナを奪い逃げ切りました。
初ダートでしたが、高い適性を見せてくれましたし、昇級しても期待できそうです。
12R 4歳以上2勝クラス
ダディーズマインド号の騎手丸山元気は,最後の直線コースで外側に斜行したことについて戒告。(被害馬:13番)
直線で前が壁になっていたダディーズマインドは少し外に出して進路を確保しようとしますが、その際レオンドーロに二度ぶつける場面がありました。
それでも被害馬のレオンドーロはひるむことなくしぶとく伸びて勝ち切りました。
切れるタイプではないので、しぶとさを生かす競馬になれば、昇級してもそこそこやれそうです。
2021年1月5日(火曜) 1回中京1日
スマートオーディン号の騎手荻野極は,向正面で内側に斜行したことについて過怠金10,000円。(被害馬:3番)
残り1200mのハロン棒を通過したあたりで折り合いを欠いていたスマートオーディンが少しずつ内に斜行し、ロードマイウェイが加害馬と内ラチに挟まれてしまいました。
ただ、3コーナー4番手以内にいた馬が掲示板を独占して流れが向かなかったとはいえ、ロードマイウェイは直線で一頭も交わすことができなかったのは物足りない内容でした。