ホープフルS 回顧 JRAラストG1はトリガミで終了。
【レース展開】
パンサラッサの逃げで平均的な流れになり、前半1000mは60.9秒。
上がり3ハロンのタイムと4コーナーでの位置取りが下記のようになったので、上位馬の明暗は位置取りで分かれた印象でした。
1着 コントレイル 35.8 2番手
2着 ヴェルトライゼンデ 35.8 4番手
3着 ワーケア 35.9 7番手
【血統回顧】
コントレイルはこのレースとは相性の悪い米国型を母父に持っていましたが、それでも勝ってしまうあたり相当な素質の持ち主ということでしょう。
ディープインパクト×米国型の配合は仕上がりが早い馬が多いので、3歳での伸びしろはそれほどないかもしれませんが、クラシックでどこまでやれるか注目です。
【本命馬の結果】
◎ヴェルトライゼンデ(3番人気2着)
マーフィー騎手がこの馬の力を出し切る競馬はしたので、相手が悪かったとしか言いようがありません。
半兄のワールドプレミア(父ディープインパクト)が、菊花賞1着と有馬記念3着ですし、父がドリームジャーニーに変わったこの馬は、さらにステイヤー適性を持っていそうなので、3歳以降は今回より長い距離での活躍が期待できそうです。
【次走注目馬】
オーソリティ(4番人気5着)
パドックでメンコをつけたこともあり落ち着いてレースに臨むことはできましたが、スタート後に挟まれて向正面までムキになってしまったのは誤算でした。
その影響もあって上位入線馬の中では明らかに一番距離を走らされましたし、スムーズなら重賞ぐらいはアッサリ獲れそうです。
【まとめ】
4・5番人気になるだろうと思っていた本命馬が3番人気になってしまったこともあり、3連単勝負でもトリガミで終わってしまいました。
馬券は不完全燃焼でしたが、来年のクラシック戦線を楽しみにさせてもらえるレースでした。
来年もガンバリマス。