1.ブラックホール 石川裕紀人
8月に札幌2歳ステークスを勝って、ローテーションに余裕を持って調整することができました。
小柄な馬ということもあり、あえてぶっつけ本番にしたので仕上がりは問題ないでしょう。
ゴールドシップ産駒なので距離延長も歓迎でしょう。
今の中山の馬場を考えれば内枠を引けたのはプラスですし、石川騎手が「来年は大きいところを狙える」と素質を高く評価している馬ですし、ここはは楽しみな一戦です。
2.コントレイル 福永祐一
前走の東京スポーツ杯2歳ステークスの勝ち方は衝撃的だったので、ここでも人気を集めそうです。
ただ、欧州型の血統を持つ馬が活躍する馬が活躍するレースなので、ディープインパクト×米国型の血統はマイナスです。
また、前向きすぎるところがあるので距離延長もプラスではありませんし、あえて嫌ってみてもいいかもしれません。
3.ブルーミングスカイ 田辺裕信
母も全妹も中山を得意としていたので、条件替わりは間違いなくプラスです。
ただ、前走の1勝クラスで完敗だったので、G1でどこまで通用するかがポイントです。
4.ガロアクリーク 丸山元気
新馬戦は早めに動かされる競馬になったので、強い競馬でした。
キャリア一戦でどこまでやれるかですが、未知の魅力はあります。
5.ヴェルトライゼンデ O.マーフィー
ここ2戦はタフな馬場でもメンバー最速の上がりタイムで連勝を決めました。
器用なタイプなので中山コースも問題ないでしょうし、今回の出走メンバーではこのレースにもっとも向いていそうな血統なので、ここは期待したいレースです。
6.ナリノモンターニュ M.デムーロ
気性面に不安が残りますし、前走の未勝利戦もなんとか勝てたといった内容でした。
デムーロ騎手の騎乗でも今回は厳しそうです。
7.ワーケア C.ルメール
前走のアイビーステークスは直線でほとんど追わず勝つことができましたし、どこまで強くなるか非常に楽しみな馬です。
ハーツクライ産駒なので距離は問題なくこなせると思いますし、仕上がりも万全なので中山コースをこなせるかだけです。
8.クリノブレーヴ 斎藤新
未勝利戦は減量を味方にしてなんとか勝てた印象ですし、斎藤騎手はG1初騎乗なので馬券は見送りでいいでしょう。
9.パンサラッサ 坂井瑠星
前走のエリカ賞は掲示板を外してしまいまいしたが、急仕上げだったので今回は大きな上積みが見込めそうです。
父欧州型種牡馬もこのレースで相性が良いですし、一発の可能性も十分ありそうです。
10.ディアセオリー 三浦皇成
まだ折り合いに心配な面が残りますし、ここ2走は掲示板を外して物足りない内容でした。
ここで通用するのは難しそうです。
11.オーソリティ 池添謙一
前走は少頭数でしたが今回と同じ条件で勝っているのは大きなアドバンテージですし、このレースと相性のいいステイゴールドとロベルトの血を持っています。
他馬に比べてまだまだ成長余地を残していますが、素質の高さでどこまでやれるか注目です。
12.ラグビーボーイ 北村宏司
切れるタイプの馬ではないので、東京から中山に替わるのは良さそうです。
前走からの上積みも大きそうですし、どこまで前進できるかでしょう。
13.ラインベック 岩田康誠
前走は3着でしたが勝ったコントレイルに1.5秒も離されていました。
アパパネにディープインパクトという血統を見ると、いかにもダービー向きといった感じもしますが、ビシビシ乗り込まれているので、その結果でどこまでやれるかでしょう。
【ここが気になる!】
1番人気になりそうなコントレイルは不安要素たっぷりです。
少なめの頭数にはなりましたが、ヒモ荒れの可能性は十分ありそうです。
本命馬は、レース当日の9時半頃にアップ予定です!