阪神JF リアアメリアはラストチャンス?!
1.ヤマカツマーメイド 武豊
ファンタジーステークスは道中上手く立ち回ることができましたが、直線の瞬発力で劣っていました。
デビューからコンスタントに使われ今回は6戦目になるので、大きな上積みもなさそうですし、うまく運べて善戦止まりといったところでしょう。
2.カワキタアジン 鮫島克駿
2走前は4コーナーからずっと狭いところに入ってしまい、残り200m地点でもまともに追えていませんでしたし、前走もタフな京都の内をしっかりと伸びていたので能力はありそうです。
ただ、スタートがあまりうまくないので、遅れずにゲートを出て欲しいところです。
3.ウーマンズハート W.ビュイック
前走の新潟2歳Sは、藤岡康太騎手が馬場のいい外に上手く出して、最後は鋭い末脚で差し切りました。
まだまだ馬体が完成しておらず直線でフラフラしたり、2戦目でテンションが上がったりと、課題を残す中での重賞制覇は価値があります。
今回は3ヶ月半ぶりの出走となるので、精神面がどれだけ成長しているかと、初の右回りへの対応がポイントとなります。
4.レシステンシア 北村友一
スタートからスムーズに先行できるスピードと、直線でも後続にかわされない持続力を武器に連勝を決めました。
新馬戦では外に逃げていましたが、ハミを替えた前走は改善されていたので心配ないでしょう。
ただ、ここ2戦スタートは出ましたが、ゲート内での駐立があまり良くなかったので、出遅れてしまわないかの心配は残ります。
5.ボンボヤージ 岩田望来
前走は京都芝1200mの16番枠からかなり距離ロスの多い競馬となってしまいました。それでも完勝でしたし、能力の高さを感じることができました。
今回1600mに距離が延び、相手が一気に強化されてどこまで通用するでしょうか。
6.クリスティ 福永祐一
アイビーSは直線の入口で前が壁になってしまい、残り300m地点で外に出すまでエンジンをかけることができませんでしたが、それでも2着争いを制しました。
牝馬限定戦になればG1でも上位争いできるだけの能力は持っています。
7.ロータスランド 藤岡康太
前走は勝ち馬が強かったですが、不良馬場でも上手に走っていました。
新馬戦の勝ちっぷりに将来性を感じましたし、ここでも注目しておくべき一頭でしょう。
8.オータムレッド 松山弘平
2走前のクローバー賞は、札幌1500mの大外枠でかなり距離ロスがありながらも勝てたので価値のある内容でした。
前走のアルテミスステークスは距離も左回りもこなせていましたが、東京の高速決着に対応できなかった印象です。
そういった意味では阪神に替わる変わることはいいでしょうし、どこまで前進できるかでしょう。
9.マルターズディオサ 田辺裕信
前走は中山1600mの大外枠でスタートも出遅れ、3~4コーナーでも外めを回される競馬になりましたが、最後までしぶとく脚を使いました。
2走前は田辺騎手が最高のコース取りをしたこともあって勝つことができましたが、スタートでダッシュがつかず大きな出遅れとなっていました。
スタートに課題を残していますし、新馬戦ではウーマンズハートに3馬身以上離されての敗戦でした。それから4ヶ月経ち、どれだけ差を詰められるでしょうか。
10.クラヴァシュドール 藤岡佑介
ここ2戦は上手に競馬ができていますし、前走のサウジアラビアRCも時計の速い馬場で2着に好走したことは評価できます。
勝ち馬のサリオスは相当上までまで行けそうなので、相手が悪かったとしか言いようがありません。
ただ、これまでレースでは見せていませんが、普段は気持ちの面でムラがあるタイプのようなので、G1の雰囲気で気性の悪い面が出てきてしまわないかの心配はあります。
11.ルーチェデラヴィタ 池添謙一
前走はやや出負け気味で、さらに挟まれてしまい中団からの競馬になってしまいました。
2走前は水を含んだ馬場に脚を取られながらも勝ち切っていたので、東京より時計のかかる阪神の馬場の方が合いそうです。
12.ヒメサマ 川須栄彦
ここ2戦の内容がよくありませんし、1600mも初の経験なのでここでは厳しいでしょう。
13.ジェラペッシュ 幸英明
スタートがあまり上手ではありませんし、前走の内容を見てもG1で通用するにはもう少し切れ味が磨かれてほしいところです。
14.スウィートメリナ 和田竜二
3戦目でなんとか未勝利戦を勝てましたし、いきなりのG1では厳しそうです。
15.リアアメリア 川田将雅
新馬戦は後方からのレースを練習させるためわざと出遅れましたが、8馬身差をつけての圧勝でした。
前走のアルテミスSはスタートがあまり良くなく、道中で行きたがる面を見せましたが、終わってみれば危なげない勝利でした。
前走の馬体重が成長分の+20kgだったことからもわかるように、2歳である程度馬が仕上がってしまう血統背景なので、桜花賞では厳しくなりそうなので、ここがG1を獲る最大のチャンスでしょう。
16.エレナアヴァンティ 岩田康誠
揉まれる競馬をしたことがないので、大外枠に入ったことはこの馬にとって良さそうですが。休み明けにしても前走が負けすぎでした。馬券圏内に入れるかどうかは疑問です。
【ここが気になる!】
不利なく回ってくることができれば、リアアメリアで堅いレースかな、という印象です。
この馬の成長が早い血統背景を考えても、桜花賞の時期にはライバルの成長が追いついてくるので、ここは確実に勝ちたいところでしょう。
しかし、競馬に絶対はないので、私は別の馬を本命しますが。。。
本命馬は、レース当日の6時半にアップ予定です!